GUNSHIコーポレーション
2020年03月09日
先日、ある講演会で登壇する機会をいただき、人材を定着させるためのコミュニケーション法などについて、お話しさせていただきました。
企業様が抱えておられる課題の中で、人材の採用や育成は非常に大きなウェイトを占めていると、日頃から感じています。
このような課題に取り組んでいく中で、職場におけるコミュニケーションの重要性は、皆様も感じておられることと思います。
コミュニケーションに関するさまざまなスキルは、さまざまな場所や媒体から学ぶことができます。
しかし、手法としてのコミュニケーションを学ぶ前に、知っていただきたいことがあります。
"自己理解・他者理解"は出来ているようで出来ていないケースが多いです!
ビジネスシーンに限ったことではありませんが、対人関係において、人は自分の価値観や物差しで、他者をジャッジしてしまいがちです。
自分にも価値観や物差しがあるように、相手にもあります。
当たり前のことですが、目の前のことに一生懸命になっていると、忘れがちになってしまいます。
まずは自分にはどのような思考パターンがあり、どのような価値観、物差しを持っているのか...など、自己理解を深めることは非常に重要です。
たとえば、自己理解を他の言葉で表現すると、"自分の強みも弱みも理解しておくこと"と言うこともできます。
自分自身に対する見方を変えれば、"弱み"もひとつの個性・特徴として捉えることができ、少しずつであれ認めていけば、自己肯定感にも繋がっていきます。
自己肯定感を伴った自己理解ができると、他者の思考や価値観などをただ認めるだけでなく、尊重する他者理解ができるようになるのです。
これができるようになると、『相手を変えよう』としなくなります。
相手を尊重した他者理解ができるから、『まずは自分から』という姿勢が生まれます。
そして、相手を変えようとする"利己的な"コミュニケーションでなく、歩み寄ろうとする"利他的な"コミュニケーションが生まれます。
『最期の勝ちを得るにはどうしたらいいかを考えよ』という、戦国時代の名軍師、黒田官兵衛は言いました。
個性を尊重し、チームを創る時代。
根幹の部分に『自己理解』と『他者理解』があってこそ、最高のチームで、最後に勝ちを得られるのです。
コミュニケーションスキルはもちろん重要ですが、この根幹の部分を、定着型企業研修を通して大切にお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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